勇気を馬鹿にしている方へ

「”勇気”とは”恐怖”を我が物とすることだ。」
byウィル・A・ツェペリ



勇気は、自分1人じゃ生み出せない。

そこには、人から与えられた、言葉に出来ない感動がなければいけない。

1人で生きてると思っている奴は、勇気の意味なんてわかるはずもない。

大人が勇気を知るから、価値がある。










昨夜、後輩と2人で、「七つの会議」という映画を観に行ってきた。


舞台は、東京建電という中堅電機メーカー。

ノルマ!ノルマ!ノルマ!
出世!出世!出世!
と会社内でしか通用しない地位を求め、何千、何万もいう社員があの手この手で、他を蹴落としながら、足掻いてる。
だけど、八角(やすみ)というグータラ社員だけは、居眠りをしたり、仕事をサボったりしている。周りは、もちろん煙たがる。
そんな中、”ある事件”が起きる。
それに気付かない社員がほとんどだったが、ある1人の社員だけがそれに気付く。そして、その事件に関わる中心人物に、八角の名が上がった…。


説明うまっ。
おもしろそっ。

実際、爆裂おもしろかった。
何がそんな面白かったって、まっすぐなの。
「正義を、語れ」
という映画のキャッチコピーそのまま、正義を語る為に、己の全てを賭けて、正義に注力する主人公の姿にバチクソ胸打たれました。


そして、この映画を見て、最近ずっと考えてたいたことがクリアになりました。








「あしなってめっちゃ行動力あるよね。」
と言われることについて。









カッコ付けて言うと、
全然、自分ではそんなこと思ってない。
僕の行動力なんて普通だと思ってる。
まじで意識してない。超無意識。
思うより先に身体が動いてる。

うざいよね。ごめんなさい。


正直言うと、ここ最近、行動出来るようになった実感がある。

「やろうと思ってもみんなやらない。
けど、あしなは、一歩目を踏み出せるのがすごい。」
めっちゃ嬉しい言葉。
こちらもよく言われる。


一歩目=行動力

だったりするんだろうな。
僕も似たような感覚を持ってる。
ただ、僕の考えでは、もう一個先があって、


一歩目=行動力=勇気をもらいに行く


だと思うんだ。
んで、さっき言ったけど、勇気は1人じゃ生み出せない。



僕が、アパレルを始めようと思った時には、オリエンタルラジオの中田さんがいた。
勇気をくれたんだ。

お笑いでも、音楽でも、成功している人が、アパレルを始める。

周りは、「そこまでしなくていい。」
と言う。

けど、中田さんは、始めたんだ。

僕は、
「こんなこともやってしまうのか!」
と、実際にお店で働く度に、感動している。




僕は、中田さんから勇気を貰ってた。
それは、中田さんのお店で働かせていただけることになったからだ。

中田さんを待ち伏せして、
「働かせてください!」
と普通の芸人になら痛すぎて避ける行動をしたからだ。

その勇気をくれたのは、中田さんのラジオだ。ラジオを聴いて、幸福洗脳がカッコいいと思い、欲しくなり、店に買いに行った。

そして、そのラジオを聴くキッカケをくれたのは、レインボーの実方だ。

「あしなくん、めっちゃ好きだよ!聞いてないの?」
と中田さんのラジオ教えてくれた。
聴いてみて、どハマりした。

実方と喋れるキッカケが出来たのは、
NSCというよしもとの養成所の同期だったからだ。


NSCに入った理由は、高校の同級生から「なんで好きなことやらないの?」と言われたおかげだ。















僕の全ての行動は、全て誰かから頂いた勇気で成り立っている。












○○君から聞いて、
○○さんのおかげで、
○○ちゃんの為なら、
と、自然と勇気をもらって行動しているのに、それをあまり勇気と捉えない人が、いる。


アイドルのステージを観て、
お笑い芸人の漫才を観て、
歌手の歌声を聴いて、
精神的な病が治った。
という話を信じない人がいる。

勇気を貰ったことがない人がいる。



でも、僕は、勇気のおかげで、行動力が生まれると信じている。

だから、めちゃくちゃ勇気を貰いにいく。

会いたい人には、向こうが忙しいとか関係なしに、とりあえず連絡して、会えたら、会いにいく。

大好きなあいみょん、米津のMVは必ず観るし、そこから関連動画飛びまくり、色んなアーティストのMVや楽曲に触れたりする。

大好きな先輩の単独ライブを観に行ったりする。

尊敬する大先輩のダンスの動画をたくさん観る。

熱そうで、かつ、面白そうな映画を、映画館で観に行く。

買う事も出来ないのに、GUCCIの店内を見に行く。




世の中に、転がってる感動を根こそぎ貰いたい。

もちろん、感動的な意味で、服を買ってくれる人には、積極的に会いに行く。




インスタのDMでやり取りしてて、全く会ったことない人が
「手渡しでお願いします!」と。
正直、怖かった。

けど、続けて
「芦名さんのブログを読んで、欲しいと思ってしまいました笑 感動しました。」と。

会いに行くしかないでしょう。笑
会ったこともないのに、
信用できないかもしれないのに、

今の僕は、感動に、弱い。

実際会ってみたところ、190cmの人だった。
「デカっ!!」が僕の第一声だった。
「芦名さんもですよ笑」が向こうの第一声だった。


自分の為に、そして、自分と同じ悩みを抱えてるデカすぎる人の為に、デカすぎる服を作り、デカすぎる服を売り、そんなことしてたら、そのデカすぎる人に会えた。
しかも、そのデカすぎる人から「会いたい!」って言ってくれて、デカすぎる服を買ってくれて、「応援してます!」と直接言われちゃう。









これ以上の感動がありますか!?


 











わからないでしょう。
わかる人もいてくれるかもだけど。
わからなくて、当たり前。





これは、僕の感動ですもん。








あなたの感動は、あなただけのもの。
あなたが今まで必死に生きてきたその身体で、体験してきた喜びや悲しみ、上手く行ったこと、大失敗したこと、恋愛もそうだし、家族絡みの話も、色んな沢山のこと。
それが、あなたの感性を作っているんです。

だったら、あなたにしか感動出来ないものがある。

「君の名は」を観て、泣いた人達は、みんな同じじゃないんです。

「君の名は」を観て、つまらなかったと言う人達は、みんな同じじゃないんです。



周りじゃない。
あなたの感性が、
あなたの感動が、
大事なんです。


そして、あなたにしか受け取れない勇気もあれば、あなたにしか配れない勇気があるんです。

あなたには、とてつもない価値があります。
だって今まで一生懸命生きてきたんだから。



そう、自分にも言い聞かせています。
だって、BEEの製作費の111万円の借金を今月末に払わなきゃいけないのが、とてつもなく怖いから。




みたいなことを「七つの会議」を観て、感じました。
映画の感想も、その時観た心情によって、意見を変えていいと思う。

「前と言ってること、ちげーじゃん!」
なんて言わないでね。

自分の成長や変化に嘘をついて、意見を曲げるより、いいじゃん。

人に信頼されるより、人を信頼するより、まず自分を信じられるようにしなきゃ。










でも本当、「七つの会議」
まじで、いい映画だった。
絶対、映画館で観た方がいい。

カメラを止めるな
でもそうだったけど、映画館には、強制力がある。席を立っちゃいけないっていう。

そこ込みで、全部が感動に繋がるから。

自分の正義と勇気を試しに、是非観てください。

PS 本当いい映画だったなぁ〜
あの感動が次見るときには、薄れてしまうと思うと、悲しいです。

勇気を大切にね!




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