ただ、良いことをしても、響かない。
読んでくれてるあなたに、質問があります。
仕事前に、朝早くから駅前で清掃活動をしている人をどう思いますか?
アフリカの貧しい子供の為に、学校を建てる人をどう思いますか?
後輩をたくん引き連れて、叙々苑を奢ってる人をどう思いますか?
僕は、全て良いことをしている思います。
けど、実際にやったことあるのは、1つもありません。
いくら良いことだと思っても、
「自分もやってみたい!」
と感動しないと、人は行動に絶対に移さない。そして、それにお金がかかるなら、なおさらです。
裏を返せば、
「ただの良いことは、無視出来る。」
ということです。
僕は、今、XXL限定の洋服を激安で販売しています。
何故なら、僕みたいな190cmの人間が着るカッコいい服が少なすぎるし、カッコいいXXLの値段が高すぎるからだ。
その考えから、原価販売を始めました。
XXLのカッコいいデザインのパーカーを2,824円で。しかも、200着。
その結果、約16万円の損失。
だって、自分の生活費、渡しに行く交通費、配送作業の諸経費、そして、この作業に当てる膨大な時間を考えてなかったからです笑
だから、利益を取ることにしました。
黒パーカーの原価販売を一生続ける為に、
世の中に良いことをやり続ける為に、
他の商品で利益を取り、損失を出さず、僕も楽しんで生活し、みんなも僕の服で楽しんでくれる環境を作ろうと努力しています。
服だけで借金は111万まで膨れ上がりましたが、全然僕は、気にしてません。
そこまでしてでも、やりたいこと(良いこと)を思いっきりやった方が気持ちが良いと信じているからです。
けど、服を買ってくれた人に焼肉を奢るのは、良いこととは、少し違ったみたいです。
楽しんでもらいたい一心で、みんなに焼肉をおごりたかったんです。
服以外でも何か出来ないかな?って。
でもその考え方と、その先にある行動が、皆さんの心の中に、生み出す感情は、
「ありがとう」
ではなく、
「申し訳ない」
でした。
焼肉企画をTwitterで発表してから、1時間で5件の予約がありました。
みな僕の活動を前々から支持してくれてるファンの方や友達です。
すぐに僕は、
「焼肉おごるわ!」
と言いましたが、全員口を揃えて、
「そんなことしないでいいよ。俺(私)はいいから、もっと稼いで、良い服作って!」
と言われました。
ズレてたんですね。僕の考えが。
僕は、お金や利益を人に与えれば、みんなが喜んでくれてると思っていました。
しかし、受け取る側は、自分の行動にそれが伴ってないと感動もしなければ、喜んでもくれない事が分かりました。
ゴミ屋敷と呼ばれる人が掃除されるのを嫌がるように、
もう十分に食料があるのに、誤った情報で、過剰に食料が送られてきて、余ってしまっているアフリカのある地域の方のように、
先輩と話したいのに、焼肉に自分と同じような後輩が大勢呼ばれ、そんなに話せず、先輩にたくさんのお金を使わせてしまってると申し訳なく思う後輩のように、
僕の良い事は、
ありがた迷惑と申し訳なさ
生み出していました。
ここまで読むと
「芦名、そんな落ち込むなよ。」
と思うかもしれませんが、その通りです笑
めっちゃ落ち込んで、みんなにすごいごめんなさいをしました。。
だから、もうただ良い事は、しません。
楽しめる事だけに重きを置いていきます。
まだまだ未熟者ですが、これからも楽しませて行きます。
PS 良い事って自分よがりだから、やってる気になれば簡単なんだけど、楽しませるって激ムズだよね笑笑
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