嫌いな歌と好きな曲について

僕は、音痴だと気付くまで、歌うのが好きでした。

小学校低学年まで、鼻歌をるんるん歌い、機嫌の良い時は、自作の歌をアドリブで歌ってたりしてました。

ある日、家族でカラオケに行き、曲は覚えてないけど、楽しく歌っていたら、親父に
「お前は、俺と一緒だ。歌が下手くそだ。」
と言われ、泣いたことがあります。

頭の中で歌うのは、すごく上手いのに
なんで声に出したら、下手なんだろう。

すごく悲しくなりました。

そこから家で歌ってる度に、兄には
「お経を唱えるな」
と注意され、お母さんには
「うるさい」
とシンプルに怒られていました。
※ちなみに母と兄は、めちゃくそ歌上手い。


僕は、本当に1人でいる時だけ歌を歌っていました。

それから少し経って、僕は、歌を歌うことが嫌いになりました。


誰も聞いてくれないし、
楽しくないから。



中学生になって、友達とカラオケに行くのが嫌でした。お金の無駄だし。

でも、好きな友達に
「カラオケ行こうぜ」
と言われると、友達の少ない僕は、断れませんでした。


ただ、歌える曲がありません。

「芦名もなんか歌えよー」
と言われても、普段から歌ってないし、歌うのが嫌いだし、本当に辛かった。

「なんでもいいよ。ちょっと知ってるだけの曲でも。」

何を歌ったか忘れましたが、友達には笑われてしまいました。



この「歌うこと」のお話には、ハッピーエンドは、ありません。

僕は、今でも歌うのは好きじゃないし、なるべく人前で歌いたくない。そして1番厄介なのが、笑えるほどちょー音痴でもないこと。




ただ、僕には、大好きな曲がたくさんあります。

今夜が終わらない
夢の外へ
don’t wanna cry
春雷
ノーダウト
レイ
ロキ
長く短い祭り
ちゅるりちゅるりら

ぜーんぶ、踊りました。笑

僕は、歌うことはまだ嫌いだけど、曲のことが大好きです。
特にノリの良い曲は、たまりません。
踊ってしまいます。

ダンスに出会って、ダンスが楽しくて本当によかった。


ダンスに出会ったのは、18歳の時でした。





1つの事が出来ないだけで、僕はそれに関わる全てのことを嫌いになってしまった過去があります。とても勿体無いことです。

小中学生の時なんで、無理もないんですが。


僕は、別の角度を見つけるまでに6年間かかりました。ダンスというキッカケがなければ、一生気付かなかったかもしれません。


そんな想いを込めた曲を、今、作りたいと思っています。





え?あんたアパレルは?

アパレルもやります。

え?あんたお笑いは?

ちゃんと新ネタも作っています。

何やろうとしてるの?

僕は、音楽プロデュースもしたいと思っています。


歌う人は、僕じゃない。
僕は、MVで踊るだけです。笑


歌う人には、今まで人生で1番嫌だったことの話をしてもらいます。
その後で、今まで人生で1番嬉しかったことの話をしてもらいます。
最後に、今について話をしてもらいます。

僕がそれを詞にします。

作詞家ではありません。
“編曲家”的な”編詞家”です。


好きなことをやり尽くしたいからやります。
2月の末に出来たら良いなぁ。

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